本の紹介でございます。
今回は、日経BP社からの「暗号と認証基礎から身につくネットワー...」です。
理由は人それぞれだと思いますが、IT業界の関係する職業をなさっている方にとって、技術の習得、および理解は非常に重要なことだと思います。
そのために、毎月「日経ネットワーク」を購入していらっしゃる方も多いかと。
その日経ネットワークの特集記事の抜粋版みたいな本が「暗号と認証基礎から身につくネットワー...」です。ただの抜粋版ではなく、加筆もされておりますので、買う価値ありです。
もちろん、私は買いました。
内容はと言うと、お題の通り暗号と認証についての解説がわかりやすーく掲載されています。理解力の無い私でも理解出来るぐらいなんで、普通の人なら簡単に理解出来ると思います。
本の構成ですが、Part1からPart4までの構成となっています。
・Part1
「暗号通信の基本」
共通鍵暗号、一方向暗号、公開鍵暗号などの暗号化の基本の解説です。まとめとして、SSLの動きの解説が載っています。
・Part2
「暗号技術の中身」
Part1で出てきた暗号技術を少し突っ込んで解説してくれています。
・Part3
「認証の本質」
ここでは、認証技術(PPPの認証方法やデジタル署名など)の解説をしてくれています。
・Part4
「IPsec完全制覇」
IPsecで出てくる用語を分かりやすく解説してくれています。SPIがなんぞやとか思っている方、是非ご覧ください。
以上が掲載内容です。
とにかく、SSLがなんぞや?とかIPsecがなんぞや?と思っている方、お勧めです。
あくまで入門書なんで、IPsecだけを詳しく知りたい、とか、暗号技術を詳しく知りたいって方は、また別の本を後日ご紹介しまーす。
日経BP社 (2004/11)
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