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アンパンマンで学ぶ「正義の味方」

アンパンマンのおなじみの姿と言えば、お腹が空いている人に自分の頭を食べさせ、半分頭の欠けたアンパンマンを思い浮かべる人も多いはず。

そんなかわった正義のヒーローアンパンマンには、アンパンマンの作者「やなせたかし」さんのすっごく深いメッセージが込められていたのを知ったので、皆さんにご紹介をば。

やなせたかしさんは第二次世界大戦のとき、「アジアの民族を救わなくちゃいけない。これは正義の戦いなんだ」と言い聞かされ、それを信じて戦地に赴いたのですが、敗戦後、世界から日本が悪いとばかり言われ、「正義とは、勝った者が正義なんだ」と気づいたと言う。

本当の正義とは?本当のヒーローとは?と考えて出た答えが、戦時中に自らの飢えの体験から考えた「飢えている人のために、飛んでいって食べ物を食べさせてあげる。そうすればひとまず飢え死にせずに済む」を実践する「あんぱんまん」でした。(最初のあんぱんまんはひらがな)

そんなあんぱんまんは最初、中年太りのおじさんがボロボロのマントをして、お腹が空いている人にあんパンを食べさせるストーリーでした。やなせたかしさんの考えた正義のヒーローとは、格好よくて強いスーパーマンとは違い、格好や強さなんかではなく優しさにあふれたヒーローだったのです。

それがアンパンマンとなり、自分の顔を食べさせる現在の形に変わっていったのです。

と、こんな話しが、あのアンパンマンには隠されていたのです。

知らなかった。。。
アンパンマンは深いです。。。

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2007年05月02日 20:30に投稿されたエントリーのページです。

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